大学院 会計学研究 2016|Accounting Research
about
講義の概要
大学院科目「会計学研究」は,会計を専攻し,会計の教員を指導教員として選択しようとする学生が受講する会計研究への導入科目です。 次年度から始まる研究指導に備えて,様々な財務会計研究の領域を紹介し,先行研究の批判的検討や研究方法についての解説を行います。
本講義のうち半分を松浦が担当します。 松浦の担当パートは,教員による講義と学生による報告から構成されます。 まず実証会計研究と呼ばれる研究領域についての講義を行います。 そして学生は雑誌に掲載された実証論文を読み,レポートを作成し,報告します。
本講義内で簡単な数学(微分と行列)と統計学(平均,分散,共分散,最小自乗法,t検定など)を用いるため,事前に予習・復習しておくことが望まれます。 前期で開講される数学科目や統計科目を履修し,内容をしっかり習得しておいてください。
Text and Study Guide
テキスト
テキストは使用せず,ハンドアウトを配布します。
参考書
藤本隆宏他 (2005)『リサーチ・マインド 経営学研究法』は,経営学研究における研究方法論を解説しているコンパクトな良書です。 白砂 (2006)『例題で学ぶ初歩からの計量経済学 第2版』は,例題を解きながら独学で計量経済学が学べる優れたテキストです。 神取道広 (2014)『ミクロ経済学の力』日本評論社は,非常に優れた初学者用のミクロ経済学のテキストです。
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Schedule
授業の予定
- 2015.11.25(Wed)
- 第1回 会計研究の体系
実証会計研究の現状についての解説,講義のガイダンス - 2015.12.02(Wed)
- 第2回 論文の批判的検討
査読論文を読む - 2015.12.09(Wed)
- 第3回 学生による報告
- 2015.12.16(Wed)
- 第4回 学生による報告
- 2015.12.23(Wed)
- 第5回 学生による報告
- 2016.01.06(Wed)
- 第6回 学生による報告
- 2016.01.13(Wed)
- 第7回 教員によるまとめ