会計制度論 2014 | Accounting System
Course Information
企業の決算書は,学生である皆さんの成績表と同様に,企業業績の優劣や潜在能力を映し出す鏡です。この会計情報についての知識は将来,ビジネス社会で活躍するために不可欠なものになるでしょう。 この講義では,企業の様々な活動が最終的に会計報告書へと集約されている仕組みと,その背後にある会計ルールについての説明を行います。 今日,企業会計の世界にも,金融ビッグバンや国際化の波が押し寄せてきました。いま日本の企業会計は大きな変革期にさしかかっています。そのような動向も網羅して,最新の財務会計の講義を行います。
毎回の講義で配布する資料をもとに講義を行います。講義資料はコースツールを通じても入手可能にします。
Text and Study Guide
テキストの最新版は「財務会計講義 第15版」となります。 改正論点を講義で取り扱いますので,最新版を入手するようにしてください。
テキスト:桜井久勝著 「財務会計講義」 第15版 中央経済社
参考書1:桜井久勝・須田一幸著 「財務会計・入門」 第9版
参考書2:斎藤静樹著 「財務会計」 第6版 有斐閣 2009年8月
テキスト | 参考書1 | 参考書2 |
---|
Grades
成績
2012年度前期末の試験結果の基礎統計は次の通りである。
統計量 | 値 |
---|---|
平均(正当数) | 27.8 |
中央値(正当数) | 28.0 |
最大(正当数) | 39.0 |
最小(正当数) | 10.0 |
標準偏差(正当数) | 5.5 |
得点分布が正規分布にしたがう分布になると仮定すると,単位取得の閾値となる60点(24問×2.5点)は,偏差値に換算すると43.0となる。
Date and Contents
- 2014.10.02(Thu)
- 第1回 情報の非対称性と財務会計の機能
- 2014.10.09(Thu)
- 第2回 財務会計とディスクロージャー制度章
- 2014.10.16(Thu)
- 第3回 簿記の仕組みと概念フレームワーク
- 2014.10.23(Thu)
- 第4回 利益計算と資産評価
- 2014.10.30(Thu)
- 第5回 現金預金と有価証券
- 2014.11.06(Thu)
- 第6回 売上高と売上債権
- 2014.11.13(Thu)
- 第7回 棚卸資産と売上債権
- 2014.11.20(Thu)
- 第8回 有形固定資産と減価償却
- 2014.11.27(Thu)
- 第9回 無形資産とのれん
- 2014.12.04(Thu)
- 第10回 負債と引当金
- 2014.12.11(Thu)
- 第11回 純資産と株主資本
- 2014.12.18(Thu)
- 第12回 組織再編・前半
- 2014.12.25(Thu)
- 第13回 組織再編・後半
- 2015.01.08(Thu)
- 第14回 税効果会計
- 2015.01.15(Thu)
- 第15回 企業価値評価